【中国見聞】概略: 中国不動産市場の崩壊と影響
中国不動産市場 差し押さえ物件 住宅ローン返済
💡 視点
中国の不動産市場の崩壊
2025年初頭、中国本土で差し押さえ物件が急増。上海では500以上の住宅が差し押さえられ、
そのうち200以上が競売中。住宅価格の急落が原因で、多くの人が頭金を失い、ローン返済を断念している。
差し押さえ物件の競売状況
中国で競売にかけられた物件は17万2千個で、落札率は13.7%。全国で差し押さえ住宅は百万戸近くに達し、
成約率は20%未満。銀行は売れない物件を抱え、競売に出すことすら面倒に感じている。
住宅ローン返済の困難
多くの住宅所有者がローン返済を断念。銀行は金利を下げたり、無利子にする提案をしているが、
元金返済を求めている。返済資金がない場合、銀行は仕事を紹介することもある。
競売前の過激な行動
福州市の王良さんは、競売前に自宅の内装を破壊。
法律上、差し押さえ財産の故意破壊は罰金や拘留の対象となる可能性がある。