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【予防医学】本文 :ウォーキングと健康の関係

【予防医学】本文 :ウォーキングと健康の関係

これは非常にシンプルな運動と思われがちなんですが、やり方を間違えるとむしろ健康に逆を張ること。

健康のために毎日頑張って歩いています。

日々ウォーキングに取り組んでいる人は多いんですが、とてもどうせ日々一生懸命取り組むなら。

やり方を間違えていると、とっても問題なんです。

正しいウォーキングをしている人と間違えている人、日々の小さな差も積み重なると、大きな健康資産にされる。

正しいやり方を学び、正しいウォーキングを日々積み重ねることで、

しっかり健康効果を検討して長生きにつなげていきましょう。

もし正しく行えば、ウォーキングは最もこの世で健康に良い習慣と言っても過言ではありません。

この動画で間違ったウォーキングの知識を修正し、一生歩ける足腰を目指していきましょう。

こんにちは。

予防医学チャンネルで、今日も大事な大事な体の勉強をしていきましょう。

今回のテーマはウォーキングです。

ウォーキングをする時に一番効率的に健康効果を高める最新の科学的データに基づいたお話をしていきます。

紹介する絶対にやってはいけない間違った習慣についても覚えておいてくださいね。

それでは、さっそく解説に参りましょう。

まず、正しい取り組み方でウォーキングを行った場合、なぜそれが健康にいいのか、

ウォーキングを行うことで体にどんな変化が起きるのかについて説明をしておきます。

ウォーキングと健康の関係についてはさまざまな研究が行われているんですが、

ウォーキングをはじめとした有酸素運動を行うことで、心臓の全身に血液を送り出している

心室という部分に筋肉がつき、心臓の働きが活発になることが関係しているのではないか分かりやすく言えば、

ウォーキングをすることで心肺機能を若々しく保つことができる。

これが健康に関係しているのではないかと言われているんですね。

例えるなら、もし年を重ねて体を動かさない生活を続けてしまうと、

普段の生活で全然使われなくなってしまった筋肉や臓器たちはどう思うでしょうか?きっとこう思うと思います。

もう私たちの機能って今後使われないのかな、いらないのかな?こういう勘違いをしてしまいます。

そして彼らはどんどん機能を落とし、活動をストップさせていってしまうんですね。

本当は私たちは心肺機能にずっと元気でいてほしいと心の中では思っているはずなんですが、

実際に普段全然使わずに自宅にずっとこもっていたり、移動に車ばかり使って歩くことを避けてしまったり。

このように全然運動をせず体を動かさなければ、内臓たちにこう思われてしまっても仕方ないですよね。

しかし、ウォーキングというまさにシンプルな全身運動とも言える習慣を身につけてしまえば。

普段自宅で過ごしていると、使わない筋肉や心肺機能を定期的にしっかり稼働させることで、

やっぱりまだまだ私たちの存在って必要なんだ。

こう内臓たちに思い返してもらえる機会を作ることができます。

まあ、これは例え話なんですが、実際の論文でもこのように運動を全くしない人と

そうでない人の差というのはしっかりと示されていて。

台湾で40万人以上の人を対象に行われた研究では、なんと一日たった15分運動をするだけで、

全く運動しない人に比べて死亡リスクが14%減った。

こんな結果になっているんです。

運動をせず、普段から使ってあげなかったがために内臓たちからソッポを向かれてしまった人。

そして少しでも普段から体を動かすことで。

内臓たちにそれぞれの存在意義を感じてもらえていた人、この両者ですごく大きな差が生まれていたんです。

激しい運動や筋力トレーニングが必要なわけではありません。

まず要するに、ウォーキングをたった15分するかしないか。

これだけでもとっても大きな健康の差になるんですね。

定期的に体を刺激して、しっかりまだまだ心臓も肺も筋肉も。

これからの人生で使っていくんだよということを体に伝えてあげる。

この作業がとっても重要なことをまず覚えておいてください。

しっかり自分の体とコミュニケーションをとっていきましょう。

しかし、こんな素晴らしいウォーキングも間違った取り組み方をしてしまうと、

自分の努力とは真反対に体にダメージが加わってしまう怖い場合もあるんです。

一体どんなところに気をつけたらいいのでしょうか?正しいウォーキングとは一体何なのでしょうか。

一緒に見ていきましょう。

予防医学チャンネルでは、医者の見地から科学的エビデンスに基づいた

医学健康情報を発信しておりますので、チャンネル登録しておくと聞いて役に立ちます。

予防医学チャンネルシリーズの書籍も絶賛好評発売中です。

では、間違ったウォーキングの取り組み方、そして正しいウォーキングについて解説をしていきます。

まず、非常に重要な事実をお伝えさせてください。

それは、ウォーキングというのは?

やればやるほど健康効果が出るものではない。

この衝撃の事実です。

ウォーキングをして歩く時間を増やせば増やすほど、健康になってどんどん長生きできる。

こんな風に思っている人も少なくないとは思うんですが、実はまずその前提が大間違いなんですね。

海外の研究でも、日本の研究でも。

個数と寿命の関係を調べたものはいくつも存在しますが、歩数がどんどん増えていって

例えば一日の個数が1万5千歩とか2万歩とか、かなりの歩数をこなしている人たちの寿命が伸びていたのか、

健康だったのかというと、実はあまり変わらなかったんですね。

まあ、何事もやり過ぎは禁物と言いましょうか。

物事はどこかで効果の打ち止めがあることが多いんですね。

さて、ではこの歩数については、一日何歩くらいを目指すのがベストなのでしょうか?

その答えは8000歩なんです。

多くの研究では、それこそ8000歩までは歩けば歩くほど寿命が延びるこう言ってしまっても

過言ではないくらいの死亡率の低下を認めています。

例えば、アメリカの1万5千人の女性を対象にした研究でも、8000歩まではぐんぐん死亡率が下がっていきましたが、

そこから先、あまり歩数を重ねても大きな差はありませんでした。

だいたい一日8000から1万歩の歩数で健康効果が頭打ちになった、こういう研究が多いんです。

また、最近では65歳以上の人は一日6000歩くらいの目標でもいいのでは?

それでも十分健康効果が得られるのでは、このように言われています。

そして、これは裏を返すとどういうことなのかと言いますと、例えば健康のために毎日1万5千歩歩くのが私の目標。

なかなか達成できないけど、毎日頑張っています。

でも年のせいか、歩きすぎて最近だんだん膝が痛くなってきました。

でも、寝たきりになりたくないから頑張らなくちゃ。

もしこんな人がいたら、この知識を知っているあなたはどんな声をかけるでしょうか?

そう、頑張りすぎないでください。

これが正解なんですね。

あまり研究で効果が証明されていない部分までオーバーに頑張ってしまい、

それで膝の痛みを発症してしまっては本末転倒です。

膝の痛みが悪化して歩けなくなってしまうこともあるかもしれません。

それよりも、ウォーキングは8000歩以内とかでいいので、膝が痛くならない範囲にとどめておいて、

残りの時間で他のことに取り組んだ方がいいでしょう。

例えば、膝の痛みが少し残っている場合は、むしろ膝に負荷がかからない寝ている状態なので。

膝周りや太ももの筋力トレーニングを行って、膝をサポートする筋肉をつけたほうがいいですよね。

このように、がむしゃらに頑張ればその分健康になれるわけではなく、

正しい知識を身につけて正しい方向に正しい取り組みをすることが健康への最短ルートなんですよね。

だからこそ、このように動画で正しい医学知識を得ようと学んでいただいている皆さんは、

本当に素晴らしいと思います。

さて、ではウォーキングの習慣を身について、一日8000歩歩けるようになった。

これで老後への備えはバッチリだけど、もっとできることがあるならしたい。

こんな人にぜひ覚えておいてほしい次のステップがあるんです。

それは、歩数はそのままでいいから、歩く速さを速くすること。

海外の研究でも、歩数の健康効果は8000歩ぐらいで頭うち。

これは先ほど説明した通りなんですが、そこから歩く。

スピードを上げることで死亡率を減らす、つまり寿命を伸ばすことにつながった。

こういうデータがあるんです。

もう歩数は8000くらいで十分なので、その目標をこなせるようになった人が

さらに歩数を増やすというのは非常に効率が悪い。

そうではなくて、次のステップとしては、歩数はそのままキープして、歩く速さの方を上げていく。

これが健康への近道なんですね。

少し意外だったのではないでしょうか。

まあ、早くした方がいいっていうのはわかったけど、

じゃあ、どのくらいの速さで歩いたらいいの?次はこう思われるでしょう。

歩く速さの目安としては、細かいことは抜きにして、だいたい隣の人と会話できないぐらいのスピード。

この辺りを目指してください。

もちろんウォーキングみんなでも一人でもどちらでも構わないんですが、速さの目安としては、

少し汗ばみながら、ちょっとこのままおしゃべりするのは難しいかな。

こう自分で思えるくらいの速さを保っておくのが理想です。

覚えておいてくださいこのようにしっかりと歩く速さを保って、一日8000歩を目指していく。

これができたら本当に素晴らしいですし、毎日でなくても週2回、3回の習慣が継続するだけでも効果はあります。

ぜひ8000ウォーキングを習慣化してほしいと思います。

さあ、ではこの動画の知識をしっかり身につけたら、次は実践ですね。

しかし、多くの人がここで直面する課題ももちろんわかっています。

なかなか続かないですよね。

知識を実際に活用しないと意味がないので、予防医学チャンネルで継続することも。

もちろん一緒にお伝えしますので見ていきましょう。

まずシンプルなんですが、万歩計です。

歩数計というのは、実は持ち歩くだけで、なんと一日2000歩の歩数の増加につながった。

こんな研究もあるんですね。

自分が一日どのくらい歩いているのか知っておくだけでも、行動が変わりやすくなるんですよね。

たかが万歩計でしょ、つけただけじゃ意味ないでしょと馬鹿にせず、まずは身につける。

これから始めましょう。

これなら継続できますよね。

そして今、ユーチューブをスマートフォンで見ている人はスマートフォンで、

今は歩数も測ることができますから、できる人はスマートフォンを活用してみましょう。

どんな手段でもいいので、まず自分の歩数が一日どのくらいなのか把握する知っておくことが最初のステップです。

では次のステップに行きましょう。

例えば、もし一日の歩数が6000歩だったよという人、

今度は8000歩から逆算をして、あと2000歩の歩数を確保するには、

自分の生活をどういうふうにアレンジしたらいいのか考えてみましょう。

例えば、平日は毎日電車通勤をしている人。

いつもの通勤で自宅の最寄り駅の一駅前から降りて帰ったら何歩?

毎朝家を一周してから出勤するようにしたら何歩?

いつもは車で行っている近くのスーパーの買い物を歩いて往復するようにしたら何歩?

このように、今すでにある生活リズムの中でちょっと調整するだけで歩数は簡単に増やせますし、

これが一番継続しやすい。

歩数を勘定しながら、上手に楽しく自分の性格が一日8000歩歩いたら成り立つ。

このようにしてしまいましょう。

もし在宅勤務や家事などで家にいることが多くて日常を使うのが難しい人は、

30分ほどまとめてウォーキングをして一気に8000歩歩いてしまうの。

でももちろん、まずはこのように歩数の部分を目標に、そして8000歩歩けるようになったら、

ステップスピードは歩くスピードを上げてください。

どのくらいの速さだったか覚えていますか?

そう、隣の人と会話できないくらいの汗ばむスピードで。

そしてしっかりとした速さで8000歩歩けるようになったら、その習慣をできるだけ長く続けていきましょう。

時に休んでも大丈夫ですが、あまり長く休んでしまうとズルズルやめてしまうことがあるので、

できるだけ休みを短くしてくださいね。

ウォーキングは骨粗鬆症、認知症、生活習慣病、乳がん、うつ病など。

本当にさまざまな病気の予防効果がある最強の健康法なんです。

だからこそ、間違った目標をつくって間違ったし。

中間で続けてしまう人、それで体にダメージを負ってしまう人が本当にもったいないし、悲しく思います。

意外にウォーキングを甘すぎて間違った解釈をしていた人、結構いたんじゃないでしょうか。

この動画の知識を参考に、正しいウォーキングに日々取り組み、いつまでも元気に歩ける足腰を作っていきましょう。

予防医学チャンネルでは、他にも健康と運動についての動画を作っておりますので、

そちらも終わってご覧くださいね。

動画について高評価でも低評価でも構いませんので、

評価していただけると今後の参考になるのでぜひお願いします。

それではまたの受診をお待ちしております。

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