【榊淳司】概要:参議院選挙の議席予測
参議院選挙の議席予測と自公の過半数割れの可能性
参議院選挙 議席予測 高橋洋一
テーマ
参議院選挙における自公の過半数割れの可能性と高橋洋一氏の議席予測
要点
1. 来月3日公示の参議院選挙で、自公が過半数割れする可能性が指摘されている。
2. 経済学者の高橋洋一氏は、都議選の結果との高い相関性(相関係数0.91)から、自公の獲得議席を46~53と予測。
3. 参議院の改選議席は125で、自公は75の非改選議席を持つため、過半数維持には50議席が必要。
4. 高橋氏の分析では、自公の過半数割れの可能性は50%以上とされている。
5. 経済学者の高橋洋一氏は、元財務省のキャリア官僚でありながら、東京大学数学科出身という異色の経歴を持つ。
6. 話者は、悪夢の民主党時代のような混乱を避けるため、他に選択肢がなく、
保守安定を理由に自民党を支持している。
7. 話者は、最近の「小泉効果」が薄れてきていると、
自身の通勤経路にあるスーパーの米の価格を例に挙げながら指摘した。
章とトピック
高橋洋一氏による参議院選挙の議席予測
経済学者の高橋洋一氏が、過去の都議会議員選挙の結果と、その直後に行われる国政選挙の結果の相関関係
(相関係数0.91)を基に、来たる参議院選挙の自公(自民党・公明党)の獲得議席数を予測した。
要点
参議院選挙は来月3日公示、投開票は20日。
改選議席数は125議席。
自公は非改選議席が75議席あり、過半数を維持するには50議席の獲得が必要。
高橋氏の予測では、自公の獲得議席数は46~53議席。
この予測に基づくと、自公が過半数割れする可能性は50%以上あると分析されている。
説明
高橋氏は、28日にABCテレビ(大阪)の番組に出演し、縦軸に国政選挙の議席率、
横軸に直近の都議会議員選挙の議席率をとったグラフを作成。
過去のデータが右上がりの特性を示し、相関係数が0.91と非常に高いことから、
都議選の結果が国政選挙の結果をほぼ正確に反映すると分析した。
話者は、大阪への移動が往復6時間かかるなど、出演の労力を指摘した。
ただし、都議選が4年に一度、参議院選が3年に一度であり、両者の公約数が12年であるため、
直接的な比較が稀である点に言及した。
今回の都議選での自公の惨敗をこのモデルに当てはめ、参議院選挙での獲得議席が
過半数維持に必要な50議席を割り込む可能性があると結論付けた。